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ノンアスベスト屋根材パミールの劣化
- コメント
- 築17年の戸建て住宅の外装劣化診断をおこないました。
屋根材は1996年頃から2008年頃の間に製造されていたノンアスベスト屋根材「パミール」が使用されていました。
パミールはミルフィーユのように薄い板を重ねている構造になっており、ペラペラと捲れてしまう「層間剝離(そうかんはくり)」という劣化症状が代表的です。
また、水分を吸収しやすい性質のため、苔の発生やひび割れなどの経年劣化が発生しやすいとされています。
今回建物診断をおこなった屋根も苔の発生やひび割れ、層間剝離が発生していました。
写真の1枚目は、全体的に雨染みが発生しています。また、層間剝離で瓦の内部(断層)が見えている状態で、隙間にも苔の発生が確認できます。
2枚目は、ひび割れの写真になります。瓦が割れてしまうと欠落してしまう恐れもありますので注意が必要な状態です。
サンエースリフォームでは、屋根材が「パミール」の場合、塗装によるメンテナンスは提案いたしません。
理由としては、塗装を施しても剥がれてしまうのでメンテナンスの意味をなさないためです。
推奨するメンテナンス方法は、屋根を重ねる"カバー工法"や、新しい屋根材に葺き替える"屋根重ね葺き"です。
屋根材や劣化症状に適したメンテンナンスをおこなうことで、今後のメンテナンス費用を抑えることができます。
ご自宅の屋根材や劣化症状を確認できる「外装劣化診断」は無料でおこなっておりますので、お気軽にお問い合わせください。