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コロニアルNEOの劣化症状
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- 新築から16年が経過したノンアスベストの屋根材「コロニアルNEO」の劣化症状と、高圧洗浄後の瓦の変化になります。
Beforeと2枚目の写真が診断時の写真になります。
苔や藻、雨染みがあり、瓦のひび割れが目立ちます。
コロニアルNEOは製造過程で"不良品"が1棟につき、4~5枚ほど混ざってしまっていることが多いのですが、こちらの屋根にも混ざってしまっていました。
写真には瓦が欠けてしまっているところが写っていますが、その部分が"不良品の瓦"になります。
メンテンナンス方法といたしましては、屋根重ね葺き(カバー工法)工事と葺き替え工事を推奨しています。
お施主様は屋根重ね葺き工事(IG工業スーパーガルテクト)を選択されました。
新しい屋根材を重ねる前には既存の屋根材(コロニアルNEO)を洗浄する必要があるため、高圧洗浄をしたところ、不良品の瓦は周りの瓦と比較しても明らかに脆くなっており、バキバキと割れて剥がれてしまいました。
それが写真の3枚目と4枚目なります。本来見えてはならない下地が見えているのが分かるかと思います。
コロニアルNEOはとても洗浄作業で割れてしまうほどに割れやすい屋根材です。
そのため、塗装でのメンテンナンスは屋根を保護しきれないためあまり意味を成しません。お施主様が塗装の選択をされなかったことが本当に良かったと思います。